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ポトシ銀山ツアー

ポトシ。標高4070mの鉱山都市。

1553年には当時のスペインの国王から「帝国都市」と名づけられるほどの栄華を極めていた。

500年もの前からずっと続けられ、採掘される銀によって支えられてきたボリビア。


今回はその坑道や採掘現場を見る「鉱山ツアー」として、もぐってきました。
現在も過酷な労働環境の中で働き、今なおポトシを支えている鉱夫たちの姿は一見の価値あり!!!

また、ポトシ銀山は「世界がもし100人の村だったら」の舞台にもなりました。
100人村では、1人の子供が家族と離れ、寒い寒い鉱山で低賃金で大人と同じく重労働をしているという内容。
さて、実際はどんなところで、どんな人が働いているのか???





銀山はすぐ街の横にあり、行くまでは車で15分程度。

暗い狭い坑内を歩くとあって、私たちは全身着替えて。

P1040352_R.jpg


売店で鉱夫たちへの「お土産」、コカの葉、コーラ2L、アルコール、タバコなどを買い込み

P1040484_R.jpg


いざ出発!!!!




私たちはガイドの男性を先頭に洞窟の中は明かりひとつなく、頭につけたライトのみの光の世界。
トロッコの線路の間を歩き、中に進む。
奥に進むにつれ、音が消え、私たちの声しか聞こえなくなる。
何度も頭をぶつけながら狭く暗い洞窟を進む。
「シューシューシュー」配管から嫌な空気の音が聞こえる。これは酸素を送っている音。
変わらない景色にもうみんなも無言・・・・。

P1040351_R.jpg


中からガラガラと
来たのはトロッコとそれを押す2人の鉱夫。汗だくだ。

P1040355_R.jpg



私たちは鉱夫に質問をすると、鉱夫たちは快く質問に答えてくれた。
鉱石を入れたトロッコの重さは1.5トン。それを1日に50回ほど運ぶとのこと。
答えてくれたお礼にお土産に持参したコーラ2Lを渡す。ここで働く鉱夫たちは1日6-7時間働く。
暗く奥深い洞窟にはもちろん水道なんてない。

私たちツアー客がもってくるジュースや酒、コカの葉(麻薬コカインの原料の葉っぱ。葉っぱの状態では麻薬ではなく、お茶にして飲んだりできる活性効果のある葉。鉱夫たちはコカを噛み、汁だけを飲み作業をする。)
は重要な栄養源になっていた。
ちなみに酒というのは95度のアルコール!私も舐めてみたが、本当にアルコール。うまいとかの問題ではない。
鉱夫たちはこのアルコールで気付けするように飲みながら作業を続ける。



さらに奥へ進む。進む道は泥水のたまった道で足を何度もとられ、ズボンはすでにぐちゃぐちゃ。
中にはいくつか下に深く続く穴がある。
覗いて照らしても下なんて見えない。中には50mもある穴もあるという。




次にであった2人の鉱夫は20代の青年と10代の青年だった。まだ体の成長も途中のか細い男の子だった。
年を聞くと15歳。この坑内で働いてまだ1週間。
大人と同じように働いていた。この少年はポトシの町で家族と生活しており、仕事が終わればうちに帰れるとのこと。その表情には緊張や戸惑いや不安も感じられた。
聞けば、このように坑内で働く少年たちも他にもいるそうだ。




鉱夫。ここに書いてあるように、とても過酷な労働。年間40人はこの鉱山で命を落とすという。
酒によって穴に転落したり、穴を掘るためのダイナマイトにやられたり、坑内の埃によって寿命が縮んでしまったり。
それでもここで働く鉱夫たちはたくさんいる。

なぜここで働くのか?ほかの仕事を探したりはしないのか?

その質問に鉱夫は、
「ポトシ銀山で取れる鉱物のおかげでポトシは繁栄し、人々の生活も成り立っている。
この産業がなくなればポトシは成り立たず、自分たちにここ以外には仕事はない」という。




さらに億へ進み、はしごで15m下に向かう。

P1040382_R.jpg


上にも下にも横にも穴ばかり。のぞけば奥は見えず、まるでありの巣のような坑内。
歩きに歩きひとつの穴の先端につく。そこにはたくさんの鉱夫たちが座って酒を飲んでいた。



私「何をしてるの?」

鉱夫「鉱脈を発見して鉱石が出たから祝っているんだよ」

足元を見るときらきら光る石たちが転がっていた。
これを見つけるため、深い深い鉱山の奥まで進む。本当にすごい仕事だ。

鉱夫「何か質問ある?」

私「あなたたちは結婚してるの?笑」

鉱夫「家を一歩出たらみんな独身さ。わはははー。ささ、飲んでー」

とっても陽気な鉱夫たち。

P1040376_R.jpg


最後にドリルで穴を開ける作業の現場につれてってもらった。
私の仲間たちは長い暗い狭い鉱山内がイヤになってきて、現場を遠慮。結局私だけお邪魔することに。

「ががががががががが!!!!!」

(耳がもげそうな音。粉塵で何も見えないっていうか目が開けない。呼吸できないし!し・・死ぬ!!!!)

「がががががががが!!!!!!」

(心臓バクバク!く・・苦しい!!)

5分も経たないうちに私は逃げ出した。


結局坑内にいたのは2時間ほど。でもそれが限界。明るい太陽のある世界に本当に行きたくなった。


暗くて狭い、呼吸もできなくなるくらいの労働条件。
日給は平均60~80Bs(日本円で840~1160円)
ボリビアの公務員より少しいい程度。
「少しいい程度」 の引き換えは病気や怪我。

仕事っていっぱいある。デスクワーク。力仕事。歌手。とか。

輝くような仕事もあれば、地味な単純作業もある。

そして、一日中地下にもぐって石を運び出す仕事も。

私は日本と言う国に生まれて、幸運ながら、こうやってボランティアとしてボリビアに来て、
いろんなことを見て・知って・体験してる。
ボランティアに来ながらも、むしろ学ばせてもらってる。


私が今できることって何だろう。

人の生活を知って、改めて自分の生活を見直す。

自分は「がんばってる」って言い切れるか?

まだまだ、いろんなことに甘えて生きてるなあ。

できること、目の前にある今をもっと見よう。できることはまだまだあるはず。



知ってよかった。話せてよかった。

素直にそう思う。
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すご~い

のんchan超すごい経験してんじゃん!
なんか写真かっこいいんですけど。
ってか全く持ってお顔が変わっていないのが嬉しいですw
でも、本当に鉱夫の人たち、かっこいいね。
自分たちが育ってきた国を守るっていう気持ち、かっこいい。
日本は変なこと考えてる人多いからね;
海外に出ると視野が本当に広がると思う。
私も他の国にも行ってみたくなったよ。
プロフィール

NozomiToyabe

Author:NozomiToyabe
千葉県出身。
沖縄の名護市から飛んで南米はコロニアオキナワへ。
ボリビアで体育隊員として活動中。帰国の日が近づいて来る中、私ができることって何!?日々奮闘中。

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